染井吉乃のブログ

とりあえず思いついた事を綴ることから始めよう

【庭いじり】芝のお手入れ(3月~4月編)

我が家では2年前に狭いながらも庭に芝生を張りました。

人工芝か迷ったのですが、四季の移り変わりを楽しむために天然芝を選びました。
しかし、これがまぁ定期的なお手入れ、メンテナンスがいる事いる事。
ちょっと人工芝にしておけば良かったかなと思う時もありますが、頑張っています。

(因みに我が家の芝は「TM9」という品種の背丈が伸びにくく芝刈りの回数が少なくて済み、お手入れが楽との謳い文句の芝生を育てています)

密度も高くて見た目が良いです!

 

芝を張った初めの年や2年目はまだ根張りが不安定でお手入れも慎重に考えてやっていたのですが、3年目に入り安定感も出てきました。

ですので今回は、今後通常のサイクルで行うであろうお手入れについて、私が行った3月~4月期の作業をまとめていきます。
この時期の作業は、冬枯れした芝生を緑の芝生にするための大事な一歩になります。

 

 

1.サッチング

冬を越して枯れた葉などが、芝の表面に蓄積されたものをサッチといいます。
これを残しておくと通気性が悪くなったり、水はけが悪くなるため必ず取り除いておいた方がいいです。
このサッチをレーキや熊手などで掻き出す事をサッチングといいます。

芝生全体をカリカリと引っ搔いていく作業になりますので、地味に体力が要ります。
でも、掻き出したサッチが集まっていくと牧場にコロコロしているわらのかたまりのような物ができて楽しいです。

(※注意点として芝を張ってから、最初のこの時期にサッチングを行うと、根がまだ不安定な部分がある場合、芝が剝がれてしまう場合があるため慎重に。私は去年、サッチングをしようとして芝を剥がしてしまいました)

伸縮式で長さ調整ができて、かつ軽いレーキがオススメです。

 

2.エアレーション

エアレーションとは、芝生に穴をあけて通気性を良くしたり、水はけを良くするための作業です。また冬を越して固くなった地質の改善の目的もあります。
ローンパンチという道具を使って地面にたくさん穴をあけていきます。だいたい15cm感覚くらいであけますが、地面の硬さによって硬いなと感じる所は多めに穴をあけます。

似た商品に根切りの物があるので、穴あけ用と間違えないように!

 

3.芝刈り

サッチを除いても残っている茶色い葉は、春が来ても緑に復活することは無いため、今シーズン初の芝刈りをしていきます。
不揃いに伸びて残った葉を短めに刈り揃えることによって新しく出てくる緑の葉に陽の光が当たってしっかり生育してくれるようにします。

芝刈り機はそんなに高価なものを用意しなくても十分かと。

 

4.目土入れ

エアレーションであけた穴を塞ぐように目土を撒いていきます。
ここで、ただ目土を撒いていくのではなく、せっかく穴をあけたのでそこから土壌改善を図るために「複合微生物資材」というものを目土に混ぜて撒いていきます。
微生物の働きで土が丈夫になって、この後の肥料散布の効果も高めてくれるそうです。
また、芝生全体に目土を撒いていき凸凹した部分を可能な限り平らな状態にしていきます。

この商品が評判が良いみたいで使用しています。


5.肥料散布&水やり

芝生全体に栄養を与えるために肥料を撒いていきます。注意点として固まって肥料を与えてしまうと肥料枯れを起こす可能性もあるみたいなので、できるだけ均等に薄く撒いていくように心がけます。

肥料散布が終わったら、同時に先に撒いた目土や肥料を地面に浸透させるために水やりを行います。
目土入れから水やりまでの作業はワンセットで一気にやった方が良いかと思います。

 

 

3月~4月期の芝生のお手入れとしては、上記のような作業を行いました。
冬を越えて最初に行う作業となりますが、これがキレイな芝生を育成するための一年の始まりとしてとても大事な作業になってくるかなと思います。

 

ここから、また色々と手の掛かってくる芝生ちゃんですが、楽しんで育てていければなと思います。